磯部温泉にて

彼が唯一の友人です…

書いたひと：ちり

禁煙のダブルスタンダード

どっちなんじゃ。

書いたひと：ちり

日本の原風景

Nature Time Lapse 2 from mockmoon on Vimeo.

長野・群馬・埼玉で撮影された美しい原風景。高精度の一眼デジカメで撮った写真を一枚一枚繋げてムービーにしたようです。山間の風景が多いのですが、特に僕にとって愛着深い長野県は別名を「信濃の国」と言うように、360度すべてが天嶮に囲まれており、戦乱の続いていた時代はそれ自体が国境として機能していたようです。

故人の愛した信州・上田市のとなりに東御市（当時は東部町）という街があるのですが、そのあたりは浅間山の裾野に位置していて、山を少し登ったところにある温泉施設や宿泊施設に何度か連れて行ってもらったことがあります。ちなみに彼の親父さんの営む酒屋もその近辺にあり、一度連れて行ってもらった際には「酒は売るほどある」（当たり前じゃねーか…）と言われて炙りイカをつまみに真昼間から日本酒をしこたま飲まされた記憶が…(^^;

浅間の中腹から下界を望むと東御市街～立科方面は扇状地になっており、自然の高低差が作り出す明暗のコントラストと季節が生む木々の彩り、眼前に広がる一面の水田はまさしく日本の原風景といった趣きで、その素晴らしい眺望を眺めつつ温泉施設内にあるレストランで美味しい地ビールを飲みながら彼や仕事仲間、取引先の人たちなどと談笑したことを思い出します。

時節柄紅葉が始まっていますし、もう少ししたら山際では降雪もあるでしょう。何もない田舎ですが、四季折々に見られる美しい光景には事欠かない土地であることは間違いないはずです。県民性として排他的であると言われがちですが、個人的には居心地の悪い気分を一度たりとも味わったことがなく、色々なところで色々な人と出会いましたが、至らない僕を皆暖かく迎え入れてくれました。誰にでも手を差し伸べることのできる人間だった彼も、「信濃の国」で育つうちに何かを学んでいたのかもしれません。

要らぬことを徒然と書きました。劇団とは関係ないエントリーばかりですみません

書いたひと：ちり