むかし中国在住の友達にもらった海賊版テープ。「ゲンキケシテ」はまだしも「愛してたをぢ」に至っては原曲名すら推定できません。
ほしいわあ。共同通信社会部 [もの]
個人的に国内のニュース配信社のなかで社会部が政治的に比較的中立だと思っているのは共同通信と時事通信だけなんですが、そのひとつ共同通信社社会部の人間が複数人で共著したノンフィクション。記者が事件に関わる際の段取りや内容、役割分担など事細かに書かれています。
人権・プライバシーに関わる失敗、飛ばし（勇み足）誤報、マスコミの失敗にも色々あるわけですが、この本の中で一番関心したのが、重大な自社の失敗や誤報を正当化も批判もせず書き記していること。さすがに全ての失敗が書かれているわけではないと思いますが、大きな組織が自社の人間の仕事ぶりを記す際にこう淡々と表現することはなかなか難しい。
大韓航空機爆破事件、日航ジャンボ機墜落事件、宮崎勤の連続幼女誘拐殺人事件、リクルート事件、雲仙普賢岳噴火、昭和天皇崩御、イラク邦人拉致事件など昭和～平成初期を代表する大事件の内容についても詳細に書かれており、その際に記者がどう動いたか、どのような取材体制を敷いたかといったような新聞社サイドの対応も事件の性質やその進捗に合わせて苦慮しつつも展開していく様が見て取れます。
どこをとっても面白おかしくしようという意図がなく、冷静に書かれているのが良いと思います。すでに絶版のようですが良著でした。
書いたひと：ちり
人権・プライバシーに関わる失敗、飛ばし（勇み足）誤報、マスコミの失敗にも色々あるわけですが、この本の中で一番関心したのが、重大な自社の失敗や誤報を正当化も批判もせず書き記していること。さすがに全ての失敗が書かれているわけではないと思いますが、大きな組織が自社の人間の仕事ぶりを記す際にこう淡々と表現することはなかなか難しい。
大韓航空機爆破事件、日航ジャンボ機墜落事件、宮崎勤の連続幼女誘拐殺人事件、リクルート事件、雲仙普賢岳噴火、昭和天皇崩御、イラク邦人拉致事件など昭和～平成初期を代表する大事件の内容についても詳細に書かれており、その際に記者がどう動いたか、どのような取材体制を敷いたかといったような新聞社サイドの対応も事件の性質やその進捗に合わせて苦慮しつつも展開していく様が見て取れます。
どこをとっても面白おかしくしようという意図がなく、冷静に書かれているのが良いと思います。すでに絶版のようですが良著でした。
書いたひと：ちり
小道具班リーダーのバタちゃんから班員への贈り物。こういう細やかな気遣いができる人って本当に素晴らしいと思います。ありがとうバタちゃん！本番まであと2日、頑張ろうぜ！！
